日本語学校で習った面白い日本語~成田離婚

今日は、私が日本語学校で日本語を勉強していた時に習った面白い日本語を紹介します。
それは、「成田離婚(Wikipedia)」です。
そのとき、私たちは日本の結婚や離婚についての日本語を勉強していましたが、オーストリア人の日本語の先生がその単語を教えてくれました。Wikipediaにも書いてあるように、ハネムーンでの海外旅行などをきっかけに、女性が男性に愛想を尽かして結婚した後にすぐ離婚してしまうことを言います、
ちなみに、この単語についてはドイツ語のWikipediaもあります。(”Narita Scheidung”

成田離婚なんて、バブル時代に使われていたような単語だと思うけど、その先生はよくそんなマイナーな単語を知っているよね。日本人でも若い世代で知ってる人はそういないんじゃないかな。自分は単語だけ耳にしたことあったけど。
ジュディはその単語についてどう思った?

いまいちピンと来なかったかな。Wikipediaで挙げられているような例、例えば空港や旅行先でのトラブルにうまく対応できなかったというのは、正直トラブルなんて旅につきものだと思うし、起きてしまったらその時は一緒に考えればいいんじゃない。

例えばヨーロッパに旅行に行ったとしてそこで見舞われるトラブルって日本のそれよりもすごく不安に感じるんだよね。自分もイギリスで財布を高速バスに忘れてしまったときは自分一人ではうまく対処できなかったし(友達に助けてもらって、結局返ってきた)、なんかわかる気がするよ。ただもう一つの原因に挙げられている旅行を通して相手の本性や見たくない一面が見えて、っていうのはお見合い文化がある日本ならではっぽいかな。

うん、ヨーロッパにはお見合い文化が無いからあまりこういうことは起こらないと思う。結婚する前の段階でお互いのことをよく知っているから。
この前、アグレッシブ烈子(”Aggretsuko”)というアニメを見たときに、お見合いのエピソードがあったんだけどなにかすごい不思議な感じだったかな。お見合いパーティーとかも。

今ではもう日本も西洋化して恋愛結婚がごく普通になってるけどその一方で婚活パーティーとか新しいお見合い形式が増えてきているし、ここら辺の文化の違いは面白いね。

今回はオーストリア人女子が日本語学校で習った面白い日本語を紹介しました。今後も何かしら見つけたら記事にしていきたいと思います。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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