オーストリア国内(ウィーンーグラーツ)での遠距離恋愛について

〇私たちの状況について(無駄話多め)

私たちは現在、ウィーンーグラーツ間プチ遠距離恋愛をしています。今までブログで直接取り上げたことはなかった(気がする)ので、今回はそのことをテーマに書きたいと思います。




ウィーンはみなさんご存じのように、オーストリアの首都で人口200万人規模のヨーロッパでも有数の大都市です。

一方、グラーツはオーストリア南部のシュタイアーマルク州の州都で人口は30万人程度とウィーンと比べると規模は小さいですがこれでもオーストリアでは二番目の規模で第二の都市ともよばれています。
この二都市間の距離は以下のGoogle Mapsで示すように特急電車で約2時間半、高速で約2時間、距離にしておよそ200kmとなります。

※特急電車(OEBBのレイルジェット)の方が時間がかかるのはウィーンの南西部にある観光名所ともなっているセンメリングの鉱山鉄道(以前の旅行記:オーストリアの世界遺産鉄道センメリングにダブルデートで行ってきたがまたがっていて山を抜けるためより時間がかかるからです。

ウィーンからグラーツへの道のり

平日はお互い仕事もあるので会うのは特別な事情がない限り週末となりますが、だいたい私がグラーツから彼女のいるウィーンに行くパターンが多いです。

ただ最近はコロナでの各都市ロックダウンがあったり(以前の記事:ロックダウン後、同居生活の終わり、私が感染症に冒されたり(以前の記事:ヒロのオーストリア診療所通院記ーその1、何かあるたびに期間限定の同棲生活が始まります。
平穏な日々を過ごしたいというのが正直なところですが、トラブルはつきものです。

週末にウィーンにいる間は家でゴロゴロしていることも多いですが、デートで近場に散策へ行ったり、ショッピングに出かけたり、友人と一緒にラーメンを食べに行くこともあります。

ウィーンーグラーツ間の移動については、コロナ以前はFlixbusをよく活用していましたがコロナ以降はもっぱら特急電車のレイルジェットを利用しています。電車はVorteilskarte(割引カード)を利用すれば片道20ユーロで済みます。

ウィーンに行くのは金曜日の夜でグラーツに帰るのは最近は月曜の早朝が多いです。つまり一週間の3分の1以上はウィーンで過ごしていることになります。

一週間の少なくとも5時間以上は電車に乗っていますが、どちらかというと鈍行列車での旅行が好きな私にとってはむしろ読書や考え事やたまに仕事に集中できるそれなりに都合の良い時間となっています。また、センメリング周辺のアルプスの景色が飽きないほど美しいというのもこの遠距離移動がまったく苦ではないという理由の1つです。それぞれの季節で違った景色を車窓から楽しむことができます。オススメは一面の針葉樹林が雪を被ってよりいっそう美しく見える冬です。

センメリング鉄道、夏

〇私たちの意見

私たちは、確かに都市をまたいだ遠距離恋愛をしていますが。毎日、スカイプやLineなどで連絡を取り合ったりしているのであまり寂しくはありません。

平日に連絡を取り合うときも特に明確なルールは設けずに、お互いストレスフリーな状況をつくることを心がけています。実は、このブログを開設したのも、こういった遠距離恋愛にある状況で、お互いに何か共通に取り組めることはないかと思案したのがきっかけでした。こうしたことを通じて、二人で思い出を共有したりそれをお互いの言葉で(ドイツ語の記事はさぼり気味ですが)表現することはとても大事なことだと思っています。

また、記事のトピックを一緒に考えたりすることでお互いをよく理解することができます。トピックについて相手がどのように考えているのか、ディスカッションしたりすることで関係も深まっていくと思います。


そもそも、私たちは付き合い始めた3年前(オーストリア企業インターン時代)からウィーンーレオーベン間のプチ遠距離でしたし合間に約一年間の日本ーオーストリア間の超遠距離恋愛を経験しているのでそれと比べたら毎週のように会える今の状況というのはそれほど苦ではありません。最近はコロナの影響もあり国をまたぐ超遠距離恋愛の人をTwitterでもよく見かけるので私たちの当時の状況についてまたいずれ記事にしたいと思っています。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
本記事に関するコメント・質問等大歓迎です。

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