日本旅行の思い出話番外編~ ジュディの初めての東京一人旅

2020年4月16日

本記事は前回の旅行記事(奈良)からの続きです。

東京の交通網はとても複雑で慣れるまで大変だと思います。東京のような大きな都市を初めて訪れる人や漢字が読めない人にとっては特にです。今回の記事では私が初めて一人で東京の交通機関を利用したときの話をします。
私はその日、友達のK君と吉祥寺で会う約束がありました。
バス停に着いた時、私はそこに止まっていたバスに直接乗りました、なぜなら、そこのバス停に他のルートのバスが停まるとは思いもよらなかったからです。そうして私は行き先の違うバスに乗ってしまいました。ちなみにその時はインターネット環境もありませんでした。
15分後、本来なら吉祥寺についているはずですがそのバスは吉祥寺には停まりませんでした。20分が経っても私はそこへたどり着くことができませんでした。不思議に思った私は隣に座っている優しそうなおばあさんにこのバスはいつ吉祥寺に着くのかと日本語で質問をしました。その方は、このバスは吉祥寺ではなく三鷹行きであることと三鷹から吉祥寺に直接行ける電車に乗れることを教えてくださいました。

三鷹に着いた時、そのおばあさんは私を三鷹駅に連れて行ってくださりどの方向の電車に乗ればよいかも教えてくださいました。それだけでなく、私がまた違う方向の電車に乗らないために私と一緒にその電車を待ってくださいました。吉祥寺に着いた時、私はまだ時間があったので周りを観光したり、帰りのバス停とルートを確認していました。K君と会って話をした後は問題なく正しいバスに乗って帰ることができました。終わってみればそれはとてもステキで大切な思い出になりました。

当時、ジュディのことをとても心配してたけど大学で修論中間発表があってついて行くことができなかったんだよね。東京に不慣れな人が交通機関で迷うのは容易に想像できるよ。僕もそうだったから。(初めて東京に来た時中、新宿駅からの中央線の方向を間違えた。)都心部は西東京よりもっと複雑になるから未だに回るときはGoogle Mapsは手放せないかな。それに交通機関の支払いシステムもヨーロッパのそれとはだいぶ違うからね。電車やバスに乗るんだったらSuicaやPASMOといったFelicaは必須アイテムだと思うよ。
それにしてもインターネット環境もない中で道に迷ったときちゃんと隣の人に日本語で道を聞けたことは大したもんだと思うよ。自分がオーストリアで同じような状況だったら気が付いたらイタリアとかにいそう。
でも日本で一人旅の道中で道に迷って現地のおじさん・おばさんに道を聞いた経験は自分も何回もあるかな。田舎の旅行ではわざわざ車に乗せてもらったことも2回あるし日本は親切なひとがやっぱり多いと思うよ

※本記事はドイツ語の元記事からの翻訳です。

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