観光客のいない観光地デートーウィーン自然史博物館
昨日、ウィーン自然史博物館(Natur Histrisches Museum, NHM)へ行ってきました。本来であれば周りを散歩するだけの予定でしたが、特別展示が期間限定(6月1日まで)で行われているようだったので足を運んでみました。
ロックダウン明けのため、なんと入場料が通常の半額近い料金でした。
1階の常設展示を一通り見て歩きましたが人は通常の半分程度しかおらず、のんびり見学していました。従業員もなんかやる気なさげでした。
ちなみに、NHMの1階フロアはエントランスホールから向かって右側から順番に展示フロアを歩いて回るようになっており宇宙の誕生から現代までの時間的経過を辿るように展示物を見学できます。(撮影はフラッシュを焚かなければOKです。)
鉱物、岩石、隕石など無機物から始まって、原始、古代生物、旧人類を経て私たち人類の人体に関する展示があります。
鉱物展示だけで3部屋も占めているのはその分野が強い大学がオーストリアに多いことの表われでしょうか。
ちなみにその中には特にきらびやかなセクションがあり、ダイヤモンドを始めとした種々の宝石が展示されています。
ここは、人類史セクションとともに私の一番好きなセクションです。特にMondstein(月長石)やオパール(タンパク石)などはどれだけ眺めていても飽きることはありません。
私が好きなのはその次にある隕石に関するセクションです。そこでは、地球に落ちてきた隕石だけでなく太陽系の主要惑星に関する説明や、電波を使ったリアルタイムでの流星観測の様子などが展示されています。
初めてNHMに足を運んだのは3年前の話ですが、今ではドイツ語の説明でもだいたい理解できるようになったのが嬉しいです。
この恐竜、なんと首が動く
普段は一番混んでいる恐竜の展示室も子どもは数えられるほどしかいません。プラネタリウムも一応やっていたようですが、上映時間に間に合わなかったため今回は断念。
特別展示は月に関するものでした。
宇宙系に関する展示としてはザルツブルクにある自然科学博物館も迫力があった印象です。
2階にはカフェもあり、軽食を取ることができます。2階部分の展示コーナーは今回は時間がなくて見ることができませんでした。
ちなみにウィーンではこのウィーン自然史博物館と向かいにある美術史博物館が一番有名だと思いますが、他にも博物館は山ほどあります。
毎年10月にはLange Nacht der Museenという午前1時まで各博物館・美術館で特別展示を行っているイベントがあり、チケット1枚でどこでも入場可能となっているのでたいへんお得です。
私たちは去年参加した時はいくつかの博物館を回った後にプラーター公園横のプラネタリウムを鑑賞していました。今のところ、今年の中止のアナウンスはまだ出ていませんがもしあるのであれば天文台へ行ってリアルの秋の夜空を鑑賞できたらいいなと思います。その時はまた、本ブログの記事のネタにしようと思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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